今週の気まぐれ本

 

ブック名

ぼんやりの時間<その2>

著者

辰濃和男

発行元

創元社

価格

720円(図書)+税

チャプタ


@「ぼんやり」礼賛
Aぼんやりと過ごすために
B「ぼんやり」と響き合う一文字

 

キーワード

夢想、惰性的、楽しい時間、自然のなか、むだな時間、集積、闇

 

本の帯(またはカバー裏など)

常に時間に追われ、効率を追い求める生き方が現代人の心を破壊しつつある

かってに感想(気になるフレーズ)


頭をカラッポにしてぼんやりしてみる。
忙しく生きる現代人には、とても考えられない。
ボンヤリ生きても、忙しく生きても同じ一生なのだが・・・。

「夢想とは、なにもせず、思いにふけり、夢を追うことだ」
「画一的、惰性的な生き方に傾きすぎているのではないか」
「楽しい時間を作れ」

「『自然にとけ込んで生きる』ことの幸せのなかにいるとき、もっとも上質のぼんやり時間を得ることができる」
「大自然の知恵とは、循環、再生、多様性を維持する知恵だ」
「むだな時間はむだか」

「たくさんのむだな時間の集積こそが、実は暮らしをゆたかにする潜在的な力を持っているのではないか」
「闇は人を思索の世界に誘う」
「闇のなかにいてぼんやりとした時間をもつのは、『いい時間』だ」