今週の気まぐれ本

 

ブック名

空海・高野山の教科書その1

著者

総本山金剛峯寺

発行元

高野山大学監修

価格

1200円(図書)+税

チャプタ


@空海の生涯
A空海の言葉
B高野山の至宝
C高野山巡礼
 

キーワード

高野大師行状図絵、粘土仏、学問に矛盾、五筆和尚、一行、三鈷杵、自分の中、大日如来、自然(大日如来)、見えない人

 

本の帯(またはカバー裏など)

絶対に知っておきたい!

かってに感想(気になるフレーズ)


この本で思わぬ発見をしてしまった。
「法名・一行」と同名の名僧を見つけたのだ。
いかがしたものか、いただいたものだからどうしようもないが、困ったものだ。読書は面白いなあ。

「弘法大師空海の、62年間の生涯を50段の絵図でつづる『高野大師行状図絵』」
「粘土で仏を作り礼拝するのが常の遊びだった」
「空海は大学で学ぶべきものを早々に知り、学問に矛盾を感じはじめたという」

「空海、『五筆和尚』の名を賜る」(五筆とは五書体)
「密教を伝えた祖師を『伝持の八祖』龍猛・龍智・金剛智・不空・善無畏・一行・恵果・空海」
「唐より日本の高野山に飛来した伝説の飛行三鈷杵」

「仏は自分の中にあって体(印を結ぶ)言葉(真言を唱え)と心(大日如来を念じ)を 仏と同じにすれば誰でも仏になれると説いている」
「すべての存在に働いている何かの力のようなものがあると昔から考えられてきた。 それが甚深秘蔵、すなわち『甚だ深く蔵されている秘密』であり、それを名づけて大日如来と呼ぶ」
「大日如来の働きは、朝日の輝き、星のめぐり、草花のにおいなど、どこにでも現れている」
「目先の利益や自己中心の見方に囚われている人には、それが見えない」