今週の気まぐれ本

 

ブック名

ひとり達人のススメ

著者

山折哲雄

発行元

主婦の友社

価格

1300円(図書)+税

チャプタ


@「ひとり」でであることの強さ、美しさ
A「ひとり」に込められた覚悟
Bひとりで「考える」ということ
C落日の向こうに感じる浄土
 

キーワード

命の火、生命的な存在、死ぬときもひとり、枯れ木、感性、正邪や善悪、目をつぶる、比較地獄、聴覚

 

本の帯(またはカバー裏など)

あなたは今、何か手に入れたいものはありますか?

かってに感想(気になるフレーズ)


最近ひとりでいることを嫌うようになった。
海外旅行をする日本人は特に群れることが好きだ。
独りでいると言っても、家の中に、周辺に、日本に地球に人はあふれているのだが・・・。

「『もう俺はそろそろこのへんでいいや』と思いながら、自分の命の火が消えるのを見つめていたかもしれないのです」
「ひとりは、記号的存在ではない、生命的な存在だと思います」
「人間は、ひとりで生まれてきて、死ぬときもひとりだ」

「禁欲的生活をしたからといって、枯れ木になってしまっては終わりです」
「男性なら、本来の男性性を保持しつつ、女性の感性も自分の中に育てて、世界を広げるということ」
「私は還暦を迎えるころ、ものごとを判断したり人様を批評したりする場合、正邪や善悪を基準にするのは、 もうやめようと思いました」

「目をつぶるということは、ものを考える基本姿勢を整えることに通じる」
「ひとりになれない人間は比較地獄に陥る」
「聴覚を選んだ人間は神に近く、視覚は悪魔に近い」