今週の気まぐれ本

 

ブック名

壁を破る言葉

著者

岡本太郎

発行元

イーストプレス

価格

1000円(図書)+税

チャプタ


@自由
A芸術
B人間
 

キーワード

まずやる、目的を捨てる、退屈だから、モチーフ、情熱が起こるまで、何べんも何べんも、じっくり腰を据え、宇宙と遊ぶ、完全燃焼、成功者でないほうがいい、生の歓喜

 

本の帯(またはカバー裏など)

ものを創る人は、必ず、ゆきづまるときがある

かってに感想(気になるフレーズ)


なぜかやる気が起こらない。
久しぶりに、何かいい言葉をもらいたくて本を探した。
そんな時、どうしても太郎さんの本になってしまうのだ。

「なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ」
「まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!」
「なぜ、創るのかって?創らなければ、世界はあまりに退屈だから、創るんだ」

「何を言いたいのか、それが自分ではっきり掴めていないから、表現に迷う。肝心なのは、モチーフだ」
「『こういうもの』を描きたい、描くべきだという情熱が起こるまでは、ぼくは絵描きではない」
「当然デッサンする。荒っぽく鉛筆や、墨で、何べんも何べんも自分に問うてみる」

「壁にとじこめられて、ニッチもサッチもいかない、悩めば悩むほどいきづまってしまう、絶望の 季節もある。・・・焦らない。自分と向き合うチャンスだ、と思ってじっくり腰を据えて、 自分はほんとうに何がしたいのか、見極めることだね」
「イマジネーションによって、宇宙と遊ぶのだ」
「勝とうが負けようがどっちでもいい。平気なんだ。・・・ただ、完全燃焼、全力をつくす」

「人間の運命というものは、99.9パーセントが成功しないのだ。 成功者でないほうがより人間的な運命だ」
「人間は精神が拡がるときと、とじこもるときが必ずある」
「死に直面したときこそ、生の歓喜がぞくぞくっとわきあがるのだ」