今週の気まぐれ本

 

ブック名

老いの特権

著者

ひろさちや

発行元

青春出版社

価格

819円(図書)+税

チャプタ


@「世間体のいい老い」は淋しいだけ
A身につきすぎた分別が人生をつまらなくする
B会社を上手に利用する
C「未熟者の欲望」から自由になる
Dどう生きて、どう死んだっていい
E人生の中心に家族をすえる
F人生は「60%」がいい塩梅  

キーワード

家族に嫌われない、古希、仏の実子、生涯現役の嘘、怠ける、世間虚仮、楽しみ、どんな生き方でもいい

 

本の帯(またはカバー裏など)

縛られず迷惑かけずたまに尊敬されるヒント

かってに感想(気になるフレーズ)


「さあ、自由に生きられるぞ!」。
筆者と同時期を迎えたが、自分はどうだろうか。
老いと自由は面倒くさく、常に交差点にいるようなものだと思う。

「世間の人に嫌われてもいいが、家族に嫌われる老人になってはいけません」
「わたしはいま69歳、もうすぐ古希を迎えます」
「還暦や仏の実子ぞこれからは」

「『生涯現役』の嘘くささ」
「怠ける権利こそ、断固求めるべき権利であり、人間らしく生きる権利なんですね」
「世間虚仮 唯仏是真」

「明るく健康で朗らかに暮らす老後、なんてことを思い描くから、それに縛られ、『そうならなかったら どうしよう』と不安になるのです」
「どんなことになっても楽しみを見つけ、平気で生きる」
「迷いながら生きたって、さもしく生きたって、足跡は確かに刻まれるのです」