今週の気まぐれ本

 

ブック名

寸言力

著者

外山滋比古

発行元

本阿弥書店

価格

1000円(図書)+税

チャプタ


①日暮れて道遠し
②友は愚人に限る
③人は熟すと堅くて渋い
④人語はきれいごとばかり
⑤ためるは易くすてるは難し
⑥悪妻は良妻に勝る

 

キーワード

繰り返し、自慢を自制、時間をしらない、おもしろくないこと、賢者は不言、人生の妙味、人の世話、よき友、疲れたらほかのこと

 

本の帯(またはカバー裏など)

なにしろ年をとるのは初めてなので、勝手がわからずうろうろすることが多い

かってに感想(気になるフレーズ)


この著者の本は読みやすく分かりやすく好きだ。
いつもなら響くフレーズが沢山あるのだが・・・。
なぜだかこの本はいまいちだった。

「目をさまし、生きていてよかった、と思う喜びを繰り返して人は老いる」
「ひとの不幸を喜ばない人間は神に近い。自慢を自制するのも神業」
「よくはたらく人は時を知らないが、ひまな人ほど休みたがる」

「おもしろくないことがあるからこそ生きていかれる。なければ退屈で死にたくなる」
「人間は欲深ほどよくわめく。賢者は不言、人をひきつける」
「ほしいもの、うまいもの、たのしいことの年々減っていく人生の妙味」

「することがなかったら仕事をつくれ。人の世話になるのがいちばんいけない」
「継続は力なりは移り気人間への戒め。疲れたらちょっとほかのことをするのが知恵」
「よき友は遠くにいて、めったに会えぬのがよい。毎日会ってロクなことすくなし」