今週の気まぐれ本

 

ブック名

やきもの修理法

著者

本多郁雄

発行元

ゴマブックス

価格

1400円(図書)+税

チャプタ


@初歩的修理法
A中級的修理法
B木工品類の修理手法
C知っておきたい修理に役立つ知識

 

キーワード

吸湿性、半日以上乾燥後、多孔性、耐溶性、経年変色変化、剥離しにくい、点を打つように、つや出しつや消し

 

本の帯(またはカバー裏など)

少しでも充実した余暇を過ごしてみたい

かってに感想(気になるフレーズ)


陶芸をしていると、ちょっとした修理がうまくできないかと思うことが多々ある。
特に乾燥時によく壊れる、これは再造形でなんとか切り抜ける。
でも、本焼き後の破損とか思うような色がでなかったりとか、何とか修正できないかと思うのだ。

「陶片にアロンアルファをつけると、その面が即刻アロンアルフアを吸い取ってしまうのでうまくつけにくい」
「陶片の接合面に極少量のアロンアルフアをつけて吸い取らせ、そのまま半日以上乾燥させて下さい。 それから、接着を行ないますと、うまく接合してくれます」
「多孔性物質用の接着剤は多種多様にあり、スーパーアロンアルファとか、木工用とか用途をよく調べてご利用ください」

「絵具・・・水溶性のもの、乾くと耐溶性に変化するリキテックスチューブ絵具が利用しやすい」
「十年以上も前にリキテックスチューブ絵具で『ともなおし』をしたものの経年変色変化も現在のところ 全く見当たらない」
「オーブン等で加熱すること二より、より強度に剥離しにくい絵具のリキテックスおよびウルトラグロス、 その他の絵具が開発されています」

「筆は点を打つような使用法で色付して下さい。筆で一度に描くと刷毛目がつくことがあります」
「つやだ出しメデュームとつや消しメデューム」
「リキテックスチューブ絵具十二色セットは二千八百円」