今週の気まぐれ本

 

ブック名

陶遊2017年11月号<その1>

著者

陶遊

発行元

エスプレス・メディア出版

価格

1300円(図書)+税

チャプタ


@五月女寛
A小泉尚子
B田原形子
C柿本照夫
 

キーワード

儚さ、自然と生活、焼き締め、小さい世界、しがらみや思い込み、きっかけ、自然、斬新性&発想力、言葉

 

本の帯(またはカバー裏など)

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かってに感想(気になるフレーズ)


「オブジェ」その人が生み出す形。
誰しも自分の好む形があるようだ。
でも、そのイメージを外に出して造形として送り出すのは難しいようだ。

「『欠け』や『割れ』は朽ちていく様の美しさ、儚さみたいなものを表していて、そこに置いているだけでも凛とした存在感がある」
「誰が作ったとか、作家性が表にボーンと出るのではなく、自然と生活に寄り添っている、生活の傍らにいつのまにか 溶け込んでいる」
「犬に関してはすべて焼締です。作品には土本来が持っている色味や質感を感じて欲しい」

「小さい中にも世界があると気づいてからは用途よりも造形重視に」
「脱力系ロボット・・・思い込みで動けなくなった大人の姿かな。子どもの頃は伸び伸びしていたのに、いつしか、しがらみや思い込み、プライドで がんじがらみになったそんな大人がいっぱいいます」
「何かのきっかけでネジが巻かれ動き出すかも」

「僕の作品は室内に置くと寂しそうに見える。でも自然の中に置くと生き生きしてくる」
「伝統と対峙するには『斬新性』と『発想力』」
「言葉から形をつくり、形が言葉を宿す作品」