今週の気まぐれ本

 

ブック名

陶遊2018年7月号

著者

陶遊

発行元

エスプレス・メディア出版

価格

1300円(図書)+税

チャプタ


@結城美栄子
 

キーワード

筆塗り、刷毛塗り、筆ムラ、手びねり、土を触る、次は何を、テーマを変える、植物、動物、人間

 

本の帯(またはカバー裏など)

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かってに感想(気になるフレーズ)


陶人形を創作するこの人の作品は好きである。
作品を観ながらいつも生の言葉を聞いてみたかった。
やっといつもみている陶芸本で企画してくれたのだ。
継続力はどこからくるのか、モチーフは何か、手法など多くを知ることができた。

「結城さんが制作に用いるのは主に信楽や瀬戸、唐津の土」
「顔料を練り込んで色土を作ることもある」
「釉掛けはすべて筆や刷毛塗りだという」

「釉薬が均一に掛かることを好まず、力加減で線が波打ったり、筆ムラで濃淡がでたほうが作品に温かみを感じる」
「成形においても手びねりを基本とし、造形は足し算引き算で凹凸を現す」
「エネルギーや原動力はどこからくる・・・『土を触っていると楽しいから』」

「『次は何を創ろうか』と思い巡らせる。考えるだけでワクワクする」
「個展のテーマも毎回変えてきた」
「陶芸を始めた頃から植物と動物、そして人間が私のテーマです」