今週の気まぐれ本

 

ブック名

陶遊2017年11月号その2

著者

陶遊

発行元

エスプレス・メディア出版

価格

1300円(図書)+税

チャプタ


@田原形子
A柿本照夫
 

キーワード

気持ち悪い、ラップ&ビニール袋、リアル&遊び、デフォルメ、生活感、タイトル、常識を破る、刷毛塗り

 

本の帯(またはカバー裏など)

もっと自由に楽しんで

かってに感想(気になるフレーズ)


「オブジェ」その人が生み出す形。
誰しも自分の好む形があるようだ。
でも、そのイメージを外に出して造形として送り出すのは難しいようだ。

「『何となく気持ち悪い』という方向こそ、自分の中でもっと興味深い」
「突起部分は外れやすく乾きも早いので、ラップなどでやさしく覆い、その上からビニール袋を被せ2日くらい乾かす。その後、ビニール袋を外して一週間」
「古生代のアノマロカリス・・・複眼や鰓・・・リアルな部分。八割のリアリティを確保しながら、二割の遊びの造形が効く」

「三葉虫では、手足や睫毛までつけてデフォルメによる狂気も取り入れた」
「実用との接点をわずかでも持たせつつ、生活感を何らかの形で取り込みたい」
「タイトルには花器を冠しています」

「花器とは水を溜めるものという常識を破ることも発想。古田織部の考え方から学んだことです」
「大型作品はコンプレッサーと刷毛塗りとで施釉しています」