今週の気まぐれ本

 

ブック名

定年後、京都で始めた第二の人生

著者

寺谷篤志

発行元

岩波書店

価格

1400円(図書)+税

チャプタ


@そうだ!京都に住もう
A縁もゆかりもない新天地で暮らす
B社会に学びの場を作る
Cマンションを子供たちのふるさとに
D地域経営の知恵を暮らしの中に
E東山に陽が昇り、松尾山に沈む   

キーワード

依所、依心、喫茶店、人生の定年、瞬間の出会い、幸せは歩いてこない、地域経営、事起こし

 

本の帯(またはカバー裏など)

そうだ、京都に住もう!

かってに感想(気になるフレーズ)


私が4年間住んだことのある鳥取、この地に筆者は長年住み、熟慮のうえ、ある時、決断をした。
京都に住もう!となったわけである。
第二の人生、どうしてこうなったのか、面白い筋書だった。

「その町に『良い喫茶店』があるかどうかが私の終の棲処の一つの条件でした」
「男性にとって、実は職場の定年とともに人生そのものが定年になってしまいます」
「瞬間の出会いを大切にして且つ行動しながら考えよ」

「身近な人たちに、楽しみや、喜びや、幸せは歩いてこない」
「地域経営という考え方をもって、住民が主体的に地域社会を捉えていくことが大切なのです」
「一人ひとりが社会的に必要な『事=テーマ』を見出し、身近で小さな『事起こし』をすること」

「依所を定めて依心を得る」