今週の気まぐれ本

 

ブック名

老い方レッスン

著者

渡辺淳一

発行元

新潮社

価格

1300円(図書)+税

チャプタ


@定年後はどこへ
AF君の退職
B新鮮な老後を

  

キーワード

生甲斐のなさ、最大の健康法、呆れた思い、プライドが高い、過去を振り返る、軽薄、邪念、インポテンツ、妙味に富む

 

本の帯(またはカバー裏など)

わたしはもう、ずいぶん前から、この敬老される高齢者の仲間に入っているのだが

かってに感想(気になるフレーズ)


昔、日経新聞でこの作者の小説が話題になったことがある。
要はいくつになっても男として女に持てていたいのだ。
内容は、ほとんどがすっかり還暦を過ぎて、高齢者の道をまっしぐらの今日この頃、定年後のひきこもりの男どもの話なのである。

「定年退職者のほとんどが共通して実感していることは、生甲斐のなさである」
「定年退職者は、まずやる仕事を見付け、生きがいを見出すことが最大の健康法といえなくもない」
「迎えた喜寿は、喜びと呆れた思いが半々」

「暇なくせにプライドが高いのが、定年になった男たちの特徴なのだ」
「男は過去を振り返る性だが、女性はほとんど振り返らない」
「重厚から軽薄に変身して、女性に突っかかってみる」

「邪念があってこそ、進歩が生まれる」
「七十代後半になって、突然、自らの不能、インポテンツについて書こうと、思いついたけど」
「人生、長く生きてみるとそれなりに妙味に富み、面白いものですよ」