今週の気まぐれ本

 

ブック名

人生の四苦八苦

著者

車谷長吉

発行元

新書館

価格

1600円(図書)+税

チャプタ


@贋世捨人の三畳間
A文学を生きる
B人生の四苦八苦
など
  

キーワード

生老病死、求不得苦、会別離苦、五蘊盛苦、怨憎会苦運命、業

 

本の帯(またはカバー裏)

私は犬が嫌いである恐れて来た

かってに感想(気になるフレーズ)


四苦八苦の本題に惹かれた。
人生はその繰り返しだった。
それは今も続いているようだ。

「すべての人間が『運命』というものを背負っています」
「『運命』これを仏教の言葉で言うと『業』を背中に負っているということです」
「『業』とは、『身口意』がおこなうすべての振る舞いのこと」

「『色』とは・・・『肉体』ということです。それが盛んになる苦しみ」
「『受』とは・・・『感覚、感受性』のことです。感覚が鋭くなる苦しみ」
「『想』とは・・・想像力です。想像力が苦しみ」

「『行』とは・・・意志のことです。意志が盛んになる苦しみ」
「『識』とは・・・認識のことです。それが盛んになる苦しみ」