今週の気まぐれ本

 

ブック名

上手な老い方「白の巻」

著者

サライ編集部

発行元

小学館

価格

1460円(図書)+税

チャプタ


@中澤正夫
A栄久庵憲司
B山本夏彦
C多胡輝
ほか   

キーワード

健康、情報ストック、抽象化能力、初めての経験、みっともない記録、道理、推理力、創造力、暗示、積み重ね

 

本の帯(またはカバー裏)

サライインタビュー集「白の巻」

かってに感想(気になるフレーズ)


人生の先輩諸氏のアドバイス。
いまの立ち位置にピッタリのアドバイス。
それを抜きだしてみた。
「健康である限り、老人の精神面は成長し続ける」
「問題を判断したり、全般的情報ストックを使う能力、これは高齢になっても、少しずつ発達する」
「抽象化能力、概念化能力などは、60歳を過ぎても少しずつ向上する」

「年をとるというのは、いくら人に聞いてはいても、やってみると初めての経験」
「みっともない記録も残す。年をとってもなお湧く好奇心や性欲、その探求の記録」
「人は、より自分の表現ができるように、道具を作っていくんです」

「中身に少年少女の魂があれば、年なんてとる道理はありません」
「体力と気力は密接な関係にありますから、気力を保つためには、体力の裏づけがなくてはならない」
「記憶力は確かに衰えても、推理力、創造力、判断力などはむしろ伸びているからです」

「”自分は若い”、”自分はできる”、こんな暗示を自分にかけることが大切」
「日常生活の積み重ねが、肉体的なエネルギーを高め、さらに精神的なエネルギーにも作用し、気力が生まれるんです」