今週の気まぐれ本

 

ブック名

仏教の釈迦・キリスト教のイエスその2

著者

ひろさちや

発行元

春秋社

価格

1600円(図書)+税

チャプタ


@その生誕
A大いなる放棄
B宗教者か政治家か
C使命を自覚する
Dこの世との関係
E何が奇蹟か・・・?
Fその孤独なる死
 

キーワード

政治犯、中道、大衆伝道、無常、別離、神通、因縁、霊的存在、智慧

 

本の帯(またはカバー裏など)

釈迦とイエス人類の歴史において、この二人ほど傑出した人物はほかにいません

かってに感想(気になるフレーズ)


二大宗教を比較するという大胆な試み。
隠れ仏教者には、興味を抱かせるテーマである。
40歳前に亡くなったキリスト、80歳で亡くなった釈迦。

「イエスは政治犯として処刑されています」
「苦行ではなく、中道によってこそ、究極の真理が得られるのだ」
「大衆伝道をイエスはやろうとしていました」

「この世は無常。愛する者との別離は必ずあるのです」
「仏教では、奇蹟を『神通』といいます」
「物事は因縁によって生起します」

「復活し、出現したのはイエスではありません。それは純粋精神であり、霊的存在です」
「みんながみんな『智慧』を持っていますが、その『智慧』は普段は休眠状態にある」
「だから『智慧』が『智慧』の働きをしません」