今週の気まぐれ本

 

ブック名

悠悠おもちゃライフ

著者

森博嗣

発行元

小学館

価格

1900円(図書)+税

チャプタ


@ガイダンス
Aおもちゃ買い
B難しいから面白い
Cそこに線路があるからだ
Dいくらかかるのか?  他   

キーワード

周囲、一人で楽しむ、社会性を持ち込まない、趣味の友達、身近な理解者、自分で見つける、忙しいとき、溜めるプロセス、抽象

 

本の帯(またはカバー裏など)

毒づいていることが多い修業不足の人間がこれを書いている

かってに感想(気になるフレーズ)


冒頭、「趣味」についていろいろと書いている。
そもそも趣味なんてものは、自分が楽しければよいのだという。
もっともな話であり、家人に理解を得ようとするから、ややこしくなるのだという。

「自分一人で楽しむことは、それなりに難しい・・。ついつい周囲が気になるものだ」
「知らず知らずのうちに見栄を張ったり、人からなにか言われると、もの凄く気になったりする。趣味には、できるかぎりそういった社会性を持ち込まない方が良い」
「僕には趣味の友達と呼べる人がほとんど存在しない親しい人ができてしまうと、変な競争意識が芽生えるだろう」

「身近な理解者に振り回されないように注意が必要である」
「楽しみ方に、もし共通するものがあるとすれば、それは『自分で見つける』というプロセスである」
「忙しいときにかぎって遊びのグッドアイデアを思いつくものだ」

「『やりたいときすぐにはできない』という抑圧された人生を歩んできたわけだけれど、この少し溜めるプロセスこそが、 しかし重要だったかもしれない」
「『抽象』とは、個々の表面的なものに囚われず、一般概念ともいえる共通性を見出す、つまり『本質を捉える』ことだ」