今週の気まぐれ本

 

ブック名

ブッダの教えがよくわかる

著者

ひろさちや

発行元

日本文芸社

価格

830円(図書)

チャプタ


@ゴータマ・シッダルータという思想家
A「老」「病」「死」への問題意識
Bゴータマ・シッダルータの覚醒
C悟りに至るまでの道筋
Dなにものにも縛られずに「生きる」ということ
E心を解き放つブッダの教え
F縁起のメカニズムを知る
Gいまを大切に生きるということ

  

キーワード

自由な立場、世間の物差し、ものをおいしく、感謝の気持ち、空、物差しを捨てる、仏知見、苦しみを受け入れる

 

本の帯(またはカバー裏)

幸せに生きる
仏教の知慧

かってに感想(気になるフレーズ)


筆者の仏教解説は実にわかりやすい。
教えをそのまま素直に受け取られるか自分の固い頭が問題なのだ。
いくつくところは「いまをどう生きるか」なのだ。

「”中道”は、”中途半端”ではないのだ。両極端を離れた自由な立場なのだ」
「世間の物差しに縛られ、世間の物差しであくせくとやっている人々」
「『おいしいもの』は食べない、『ものをおいしく』食べる」

「感謝の気持ちでいただけば、どんなものを食べてもおいしいのです」
「モノやコトには物差しがついていない。モノやコトは『空』である。物差しは、モノやコトを見る人間が持っているのだ」
「『仏知見』仏に立場に立ってモノやコトを見るのです」

「物差しを捨てれば『どちらでもいい』と『明らめ』られる」
「苦しみを受け入れ、苦しみを味わえば問題解決がなされる」