今週の気まぐれ本

 

ブック名

老楽力(2)

著者

外山滋比古

発行元

展望社

価格

1680円(図書)

チャプタ


@根本実当再登場ほか
A随所に主となるほか
Bウォーキングほか
C朝こそほか

  

キーワード

忘却、レム睡眠、自分の力、活発に動く、規則正しい生活、難問、目指すもの、たのしいこと、新しいもの

 

本の帯(またはカバー裏)

マラソンのレースを見ていて不思議な心の高まりを覚えるのは・・・
どこか人生の縮図のように思われるからであろう

かってに感想(気になるフレーズ)


この著者の作品は、私にとっては実に面白い。
常にチャレンジャーだからなのかもしれない。
特に学歴をひけらかす風でもなく、人を集め、楽しいことを仕掛ける人なのだ。

「忘却おそるるに足らず、むしろ健全な忘却は人生を豊かにする」
「眠ってからおこるレム睡眠は忘却のはたらきをする」
「元気は自分の力で出すものだ」

「じっとなにもしないでいても元気は出ない。とにかく活発に動くことである」
「規則正しい生活も元気のもとになる」
「難問に挑戦してこそ、有為の生き方になる。まず難事から始めよ、である」

「人間は目指すものがなければ弱くなる」
「たのしいことを期待できないと、生命力を支えることが難しくなるらしい」
「新しものをつくる、始める、というのは、電車の出だしよりも大きな力が要り、 したがって大変な苦労がある。しかし、半面、ほかでは感じられない快感がある」