今週の気まぐれ本

 

ブック名

「知恵」の発見

著者

山本七平

発行元

さくら舎

価格

1570円(図書)

チャプタ


@棒暗記のススメ
A発想の壁
Bラムダ型発想
C「不自然」アレルギー
D「自由」になれないしくみ
E「安定」という「固定」
F「「動き人」と「働き人」
Gきらわれる理由
H本物の思考力
I「老害」は遅かれ早かれ
ほか
  

キーワード

空想、現実の世界、伝統的、経験則、批評する人間、タネがわからない、今までの主張、対人的競争

 

本の帯(またはカバー裏)

記憶の量を増やさずして
自由に思考することはできない

かってに感想(気になるフレーズ)


山本七平さんの本と言えば、難しい。
そんな記憶があるが、なぜだかわからない。
だから一冊も読んだことがない。

「人間は、自分で空想すらできないことを、実現できるはずがない」
「空想の限界が逆に、現実の世界を規制しているわけである」
「伝統的な価値観、伝統的な生き方に戻って、伝統的な発想をしているとき、人間はいちばん摩擦を感じないはずである」

「伝統的な発想をするとは、保守化することである」
「老人は、なにしろ一種の体験から、いわゆる経験則のかたまり、悪く言えば、経験則絶対主義になってしまう」
「批評する人間というのは何もしていない」

「人間は奇跡的なことはできない。一見奇跡に見えるのは、タネがわからないというだけのことである」
「絶対にあせってはいけない」
「ベストセラーが出ても、今までの主張はがんこに絶対変えない」
「対人的競争をしないというのが原則である」