今週の気まぐれ本

 

ブック名

哲学で解くニッポンの難問

著者

三田誠広

発行元

講談社

価格

1365円(図書)

チャプタ


@「現実」という難問
A「定年」という難問
B「夫婦」という難問
C「主婦」という難問
D「死」という難問
E「日本」という難問
F「老い」という難問

  

キーワード

書きたいもの、奥さまは女王、趣味は目標、セックスは孫に話せない、想い出、影のうすい、後光、他人の目

 

本の帯(またはカバー裏)

哲学で解けない
難問はない

かってに感想(気になるフレーズ)


団塊世代人の人生に対するアドバイス。
人はいくつになっても、悩みがあるのだ。
それこそ定年を迎えれば、自由に生きられるなんて、ほんとに甘いと思う。

「バーでストレスを発散させるのではなく、売れなくてもいいから書きたいものを書くということで自分を満足させています」
「自宅では、奥さまが女王さまです」
「一般に誤解されていますが、趣味はただの「ひまつぶし」ではありません。人生の すべてをかけてもいいというくらいの、大きな『目標』です」

「『おじいちゃん』と『おばあちゃん』がセックスするなんて、とても孫には話せないことです」
「霊魂はありませんが、『想い出』は残ります」
「年齢に応じて、のんびりした暮らしをしながら、適度に体を動かすというくらいが、ちょうどいいでしょう」

「父親というのは、影のうすい存在です。家の中でよたよたしている老人を見て、この人だれだっけ、というような気分になる・・・。父親というのは そういう存在です」
「充実した晩年を送っている高齢者には、全身から発生する後光のような輝きがあります」
「絶えず他人の目を意識する緊張感が必要です」