今週の気まぐれ本

 

ブック名

自分史の書き方

著者

立花隆

発行元

講談社

価格

1680円(図書)

チャプタ


はじめに:自分史を書くということ
@自分史とは何か
A自分の年表を作る
Bなにを書くべきか
おわりに

    

キーワード

段落、メーキング・オブ、書き上げてから「はしがき」と「あとがき」、出自、親のこと、家のこと、強い記憶、エピソードの連鎖、自分という人間、 アウトライン、思い出の品々

 

本の帯(またはカバー裏)

セカンドステージのデザインになにより必要なのは、
自分のファーストステージをしっかりと見つめ直すことである。
そのために最良の方法は、自分史を書くことだ。

かってに感想(気になるフレーズ)


相当前から「自分史」を書くことには興味を持っていた。
自宅で自分のパソコンを始めたころから、ホームページを開設して、興味を持ったことを「コンテンツ」にして、書き溜めてきた。
もうその積み重ねが、18年を過ぎ、19年目に突入した。
ただ、それ以前のことは、まだ「自分史」として整理していない。

「文章というのは不思議なもので、段落さえ付いていれば、読む人の頭が自動的に切り替わって 突然まったく新しい文章がそこからはじまってもそのことをなんの不思議もなく受け入れてくれる」
「文章を書きなれた人と、書きなれていない人の最大のちがいは、この段落の使い方にあるのではないだろうか」
「自分という人間がどのようにできあがってきたか、自分自身のメーキング・オブである」

「自分史を書き上げたら、最後に、「はしがき」と「あとがき」を付けろということだった」
「『あとがき』というのは、手紙のポストスクリプト(追申)みたいなもので、・・・あわてて付け加える、『ただし書き』のたぐい と思えばよい。それにプラス、書き終えての自分なりの感想である」
「『はしがき』はその(あとがき)あとに書くのがよい」

「自分史の第一歩はまず、自分の出自について一言するところからはじめるのが常道である」
「親のことや、家のことなどから書きはじめれば誰でも簡単に自分史を書き出すことができる」
「次に書くべきことは何か。・・・『最初の強い記憶』だと思う」

「自分史とはなにかといえば、一言でいえば、いろんなエピソードの連鎖として、自分の人生を語っていくことである」
「自分という人間がどのようにできあがってきたか、その流れを時間を追ってながめなおす、というのが自分史の基本だ」
「自分史年表の骨格は、いわば『履歴書(学歴・職歴)プラス個人生活史プラス家族史』みたいなもの・・・・ まずは、そのアウトラインを自分の思い出すままにメモ的に書いてみるところからはじめるのがよい」
「まずは、思い出の品々が保存されている場所をひっかきまわすのが、自分史を書くための欠かせない準備作業となる」