今週の気まぐれ本

 

ブック名

大言論T

著者

養老孟司

発行元

新潮社

価格

1500円(図書)+税

チャプタ


@「読む」とはどういうことか
A考える田舎
Bスロー社会
Cただの人
D個人主義とはなんだ
ほか   

キーワード

出かける、現物、生きもの、想像力、元手、感覚的に貧しい、生きるということ、システム思考、自分が変わる

 

本の帯(またはカバー裏)

希望とは自分が変わること

かってに感想(気になるフレーズ)


養老先生の本はよく読む。
いろいろな考えを披露してくれる。
読んでいてわかったのかと聞かれると、はなはだ疑問?「バカの壁」があるようなのである。

「どこかに出かけて、考えるヒントにする」
「現物の生きた虫なら、足の位置は虫の都合である。私の都合には関係ない。私の都合でないものを考える。それなら私は考えやすい」
「現物以外に、考える動機を真に与えてくれるものはない」

「生きものについて考えるには、とてつもない想像力が必要である」
「頭のなかで世界を想像し、ゆえに創造するのに、元手はいらない」
「感覚的に貧しい世界に浸っていたのでは、脳は想像を働かせる余裕が持てない」

「現代人は生きるという行為をどんどん『外注』していった結果、自分がすることがなくなってしまったらしいのである」
「『ああすればこうなる』思考から、全体としてとらえるシステム思考への変化が始まっているように見える」
「人間は平等にはできていない。あることはできるが、他のことはできないのである」
「希望とは世界が変わるのではない。自分が変わるのである」