今週の気まぐれ本

 

ブック名

五十歳でも老人八十歳でも青年

著者

森村誠一

発行元

新水社

価格

800円(図書)+税

チャプタ


@東日本大震災から1年
Aリタイア後の人生は四期に分けて考える
B「自力本願」「老身気鋭」であるために
C身体の老いは恐くない、一番怖いのは心の老い
D死ぬための準備と覚悟
Eシニアこそ異性とのふれあいが大切
Fリタイア後に自分史を書く、教養を身につけ直す
G老年期に対応する七項目の総括

  

キーワード

自分が満足、異性文化、新鮮な風、何でもできる自由、確かに生きている、写真俳句、心の老い、使わない、表現欲、一人では

 

本の帯(またはカバー裏)

「未知の狩人」として誉生を生きる
書き方

かってに感想(気になるフレーズ)


心は青春という言葉は、よく聞く。
しかし、八十歳でも青年、この言葉はあまり聞かない。
「老い」を意識すると、「老いる」とよく言われる、六十台以降を3区分にするのも面白い。

「よりよく老後を生きるためには、まず自分が満足する必要がある」
「価値観の異なる異性文化というものは、老後においてはことに大きな影響を及ぼす」
「新鮮な風が吹き抜ける。それが、整理のコツである」

「定年退職することによって、『何でもできる自由』と『何もしない自由』の両方が、目の前に提示されるのである」
「生きがいとは、自分が確かに生きているという実感である」
「写真俳句が未知数にあたる。写真、文章、俳句を合体してみた」

「自分だけの世界は、視野も意識も行動範囲も狭くなってくる」
「心の老いというものは、無気力を招きやすい」
「気力というものは筋肉にも似ていて、使わないとすぐ衰える」

「社会が高度化してくると、誰にも表現欲が芽生えてくる」
「表現は自分一人では成り立たない世界である」