今週の気まぐれ本

 

ブック名

森毅の置き土産

著者

森毅

発行元

青土社

価格

1890円(図書)

チャプタ


 @”くせに”と”だから”
 A過去を捨てて、現在を楽しむ
 B暇のままで生きる
Cくたびれて月を眺める
D変えたっていいんだ
Eいやなことの楽しみ方   

キーワード

意外性、自分の意見、人生の目的、暇、時間の流れ、判断に迷い続ける、むだ、思わぬこと・出合い

 

本の帯(またはカバー裏)

生きられないからこそ、夢
暇のままで生きる

かってに感想(気になるフレーズ)


年を重ねた人は、過去の豊富な経験からいいフレーズを作りだす。
この方もその一人だった。
なくなられたが、本で残した。

「人間はどんな条件にあっても、自分の意見を主張する権利を持っている」
「予測した目標なんてのは、達成できたところで、それだけのもの。意外性に乏しい」
「人生に目的というものがあるとすれば、それは死に決まっている」

「暇があったって、いや、暇があるからこそ、人間は生きている」
「時間の流れを気持ちよくやりすごすのが、人生というものだ」
 「むだがあるから、ゆとりが生まれる」

「人間の一生というものに、さまざまの可能性のある未来があり、これからも判断に迷い続けていかねばならないこと、 これだけは否定してはいけない」
「思わぬ人との出合い、思わぬことが起こってこそ物語が楽しくなる」