今週の気まぐれ本

 

ブック名

ピカソの陶芸

著者

パブロ・ピカソ

発行元

パイ・インターナショナル

価格

2415円(図書)

チャプタ


 @人生とミューズたち
 Aピカソのモチーフ
    

キーワード

子どものように、限られた量、思ったとおりに、延ばしていいもの、日常的な題材、悲しみと苦しみ

 

本の帯(またはカバー裏)

ピカソにとって陶器制作は
楽しみであった

かってに感想(気になるフレーズ)


抽象絵画で世界的な名声を得たピカソ。
その彼が、陶芸が楽しみであったという。
造形を見ながら、自由な造形にモチーフを描く作品群なのだ、そのモチーフは意外と少なかった。

「ラファエロのように描くには4年かかった。子どものように描くには一生かかった」
「すべてのものは限られた量しかない。特に幸福は」
「見たとおりに描くのではなく、思った通りに描いている」

「ピカソは、ふくろうのぎょろりとした丸く鋭い目が、自分に似ていると感じ、この鳥をたいそう気に入っていたという」
「明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけだ」
 「芸術は悲しみと苦しみから生まれる」

「日常的な題材が、ピカソの手により、力強く生き生きとした新しい『かたち』に変換される」
「描くべきなのは顔の表か?中か?それとも裏か?」