今週の気まぐれ本

 

ブック名

的を射る言葉

著者

森博嗣

発行元

PHP研究所

価格

1260円(図書)

チャプタ


 主なもの
@趣味
 Aやる気
 B創作
C視点
など
 

キーワード

楽しい、役に立つ、家族、自慢、やる、続ける、やめる、他人に見せる、あがる

 

本の帯(またはカバー裏)

具体性を排除することで言葉の
「抽象力」を試す良い機会

かってに感想(気になるフレーズ)


 先日読んだ「つぶやきのクリーム」から波及して読んでみた。
 いい言葉との出会いがあるか、少しの楽しみを求めた。
ただそんな感じで読んでみたのだ。

「楽しいことが見つからないのは、楽しさをしらないからである」
「趣味人とは、常に趣味を切り捨てている人のことである」
「健康に良い、友達ができる、教養が増す、など役に立つものは趣味ではない」

「人に自慢できる趣味ほど、つまらない趣味はない」
「趣味を家族に理解してもらおうなどと考えてはいけない」
 「燃えないゴミがどう燃えるのか試す行為に等しい」
「『やる気』の有無は重要ではない。問題は『やる』か『やらない』の違いだ」
「作り上げることよりも、作り続けることの方がはるかに難しい」
 「ものを作るとき、もっとも簡単なのは、最初である」
「最も困難なのは、作るのをやめる一瞬である」
「完成まえに他人に見せた作品は、決して完成しない」
「出来の悪い作品ほど可愛い、というのは嘘」
「出来の良い作品などない。出来の良い作品は他人のものである」
「『何故創作するのですか?』の答は『君じゃないから』である」
「人前であがる人間ほど感受性が豊かで、人物として面白い場合が多い」