今週の気まぐれ本

 

ブック名

つぶやきのクリーム

著者

森博嗣

発行元

講談社

価格

1575円(図書)

チャプタ


 主なもの
@自慢をする年寄りは、悲観する年寄りよりは長生きしてもらいたい
 A人の弱みにつけ込む最たるものとは、神である
 B土地に縛られているのは個人ではなく、集団である
C喧しさは安いが、静けさは高い
D「自由なんていらないよ」という人にかぎって、金だけは欲しがる
 

キーワード

最初の発想、抽象性、才能、継続性、発想していない、個性が表れない、展開

 

本の帯(またはカバー裏)

価値の大半は呟きの方にある。
それくらい思いつくのが難しい

かってに感想(気になるフレーズ)


 「自分のブログに、読んだ本の中で気に入った文章を抜き出してる人はとても多い」
私もそうだから、なるほどと思う。
私の場合、いままで自分のやってきたことを確認することと次のステップのためのヒントをもらうためなのだ。
世の中には、同じように考えてやっている人もいるのだと。

「頭とエネルギィを使うのは、最初の発想、つまり『どこを見るのか』」という思考であって・・・
「呟くとき普段から気をつけているのは、やはり『抽象性の高さ』だ」
「余裕を作り出す能力を養うことが、もっとも高いものへ挑戦する機会を呼び込む」

「人間というのは機械のように長く機能は発揮できない」
「才能というのは何十年も持続しない」
 「やっているうちに、やる気が自然に出てくるものである」
「死んだ人は、生きている者の心に残る。それだけで充分である」
「『自由な発想ができない』と言っている人は、つまり『発想していない』だけのことである」
 「個性がないという人というのいは、本当はいない。しかし、個性が表れない人は多い」
「その言葉から自分の人生に展開し、どうすれば良いか、どんなふうに利用できるかと思考し、そしてその結果に基づいて 行動することが必要だ」