今週の気まぐれ本

 

ブック名

陶芸を学ぶ1

著者

中ノ堂一信ほか

発行元

京都美術大学編

価格

5025円(図書)

チャプタ


 @土と形
 A手びねり
 B轆轤
 Cタタラ
 D型
 E飾
F釉と焼

キーワード

思想、考え方、社会を見る、やってみる、観察、ラフスケッチ、マケット、失敗、視点を変える、発想

 

本の帯(またはカバー裏)

美と創作シリーズ

かってに感想(気になるフレーズ)


 創作の壁に当たった時、いつも原点に還る。
というか、ほかの人はどんなモチーフで、創作意欲をどうやって高めているのか。
そして、維持継続はどんな方法でとか・・・、まあ作り続ける以外にはないのですがね。

  「手びねりは私にとってあくまでの表現の一手段にすぎない。大切なのはその根幹にある思想であり・・・」
「大切なのは、表現しようとする作り手の考え方である」
「思想はどうやって生まれてくるのか。これは社会をいかに的確に見ることができるかということにかかってくる」

「制作に対する意欲、これこそ何にも代え難い作陶のエネルギーになる」
「実際にやってみることこそ上達の早道であるといえる」
 「植物の様々な部分を観察して見てみる」
「写真をもとにラフスケッチを自由に描きながら、イメージをまとめていく」

「粘土で自由にマケット(模型、雛形)を作り、平面から立体へと形を具体化して、イメージが表現されているか確認する」
「作品を制作するときに大切なのは、その発想、そして作品に込める自分の思想である」
「自分がイメージしたとおりにならないことを普通は失敗という。それでは、失敗の山を視点を変えて見る、 自らの以前の考え方自体を変えてしまえば、もはやそれは失敗ではない」