今週の気まぐれ本

 

ブック名

ほんもの

著者

白洲正子

発行元

新潮社

価格

1890円(図書)

チャプタ


主なチャプタ
 @大往生 梅原龍三郎
 A何者でもない人生 青山二郎
 B白洲次郎
 

キーワード

生者、死者、狐つき、古いもの、世間の風潮、戒名不用、吐く力

 

本の帯(またはカバー裏)

白洲次郎のことなど

かってに感想(気になるフレーズ)


 この人のエッセイは面白い。
一度白洲次郎展に行ったことがる。
かっこよさは男でも惚れる。

「生者は死者の為に煩わさるべからず」(梅原龍三郎)
「以前は死ぬことばかり考えていたが、この頃は死ぬこともわすれてしまった」
「美なんていうのは、狐つきみたいなものだ。空中をふわふわ浮いている夢にすぎない」

「古いものにはしっかりした美しい形がある」
「世間の風潮なんて水泡のようなものでる」
 「葬式無用 戒名不用」
「隠居って英語では『カントリー・ジェントルマン』」
「空気は吸っても、吐く力を失った時が臨終」
 「せめて死ぬときぐらいは勝手に死なせてほしい」