今週の気まぐれ本

 

ブック名

にっぽん巡礼

著者

山折哲雄

発行元

創元社

価格

1680円(図書)

チャプタ


 @日常を旅する
 A日本の息吹
 B信ずる宗教・感ずる宗教
 C京に暮らす
 

キーワード

ライフスタイル、八十年単位、生老病死観、生きる知恵、初心、風

 

本の帯(またはカバー裏)

漂泊の思いやまず

かってに感想(気になるフレーズ)


 宗教学者の「生と死」。



  「無念無想など見果てぬ夢だ」
「仏教で説かれる『精進』は、・・・生きるための知恵であったのではないだろうか」
「是非の初心、時々の初心、老後の初心忘るべからず」

「人間の未熟へのたゆまざる凝視の必要性」
「風こそは亡き人の魂を運ぶ乗り物、亡者の妄執を伝える彼岸からのサイン」
 「人間いかに生きるべきか、死ぬべきか」
「密教や禅の系統は『人間いかに生きるべきか』のほうに重点を置き」

「浄土教の系統は、むしろ『人間いかに死ぬべきか』」
「五十年単位の『生死観』の代わりに、八十単位の『生老病死観』」
「ライフスタイルを整えよ、犀の角のように、」ただ独り歩め」