今週の気まぐれ本

 

ブック名

アーティストになれる人、なれない人

著者

宮島達男編

発行元

マガジンハウス

価格

1000円(図書)

チャプタ


 @初めはみんな「模型少年」だった
 A「絶対やめない」人間だけが超えていける
 B違和感を持て。人と出会え。もっと遠くを見ろ。
 C歴史の中に自分をどう位置付けていくのか

キーワード

ソウゾウリョク、他者の痛み、新しいもの、メンタル、消えないため、続ける意思、正解はない、一捻り

 

本の帯(またはカバー裏)

美術とは、私たちが「見ることで学ぶ」
偉大な学問だと思います

かってに感想(気になるフレーズ)


  アーティストと呼ばれたくはない。
 陶芸家とも呼ばれたくはない。
 でも、芸術を続けられるヒントとアイデアが欲しいだけなのだ。

「美術に限らず、およそ芸術というのは、二つの『ソウゾウリョク』を鍛えるものです」
「『想像力』つまり、人を思いやり、他者の痛みまでも自分のこととして想像できるイマジネーションの力のこと」
「『創造力』これは、新しいものを生み出す力、クリエイティブティの力です」

「本来、すべての人の中にアート(美)があり、それを呼び覚ます力があるからこそ、作品(美)も成り立つのだと私は思っています」
「メンタルが弱いヤツは潰れる」
「自分がこの世から消えないために創作する」

 「『続けた人間』だけが超えていけるもの」
「作り続けようとする意志がアーティストを作っていく」
「アートっていうのは答えがないものなのに、正解があると思っている。『市場で評価されること』が正解だという考え方です」
「最初に「こうしたい」っていう制作衝動や、イメージというのはすごく大事なんですけど、じゃあ自分としては どのようにすべきか、ということを一捻り考えないと成り立たないんです」