今週の気まぐれ本

 

ブック名

男のおばあちゃん

著者

永六輔

発行元

大和書房

価格

1460円(図書)

チャプタ


 @パーキンソン病になりました
 A転ぶ、転ばない、転べば
 B毎日が波瀾万丈(笑)
 C年はとってみないと、わからない

キーワード

パーキンソン病、物忘れ・度忘れ、リハビリ、車椅子、入院、転ぶ、薬、歩く

 

本の帯(またはカバー裏)


楽しく年をとる方法

かってに感想(気になるフレーズ)


  母もパーキンソン病だった。
 薬を服用し、ゆっくりと生活をしていたが、転んだことから、寝たきりになった。
 その遺伝子を自分も持っているように思う。

「『おじいさんだ』って頑張ると、どうもよくない。それが男を短命にしている」
「振り向くのは危ない。急に振り向くと地球がグルッと回る」
「年をとると違ってくる。平らなところが危ない」

「二つのことを同時にできないっていう話で、・・・『噛む』と『飲む』のとが一緒にできない」
「一つずつ目的を作って、一つずつ手段で、一つずつ片付けていく。・・・前後が楽になる」
「病人は運が悪いと治りませんが、怪我人は治る場合がある」

「『・・・本当に痛い。本当に苦しい。・・・』っていうのを乗り越えて、笑いにしたときの気楽さ・・・」
「ため息をついて、『あ、ため息ついている』と思ったら、休む」
「いい年のとり方をすると、自ずと、顔つきもよくなります」