今週の気まぐれ本

ブック名	アート・スピリット（その１）	著者	ロバート・ヘンライ 野中邦子
発行元	フィルムアート社	価格	２６２５円（図書）
チャプタ	主なもの �@立体感について �A想像力について �B見ることについて �C情熱について �D芸術における独立と自由	キーワード	興味、快楽の感覚、見ること、作りだす、熱中、主題、賞、競いあうものではない、技術の習得

本の帯（またはカバー裏）

アメリカの画家の中でも・・・大勢の熱烈な信奉者を引きつけたのは者は、 ロバート・ヘンライをおいてほかにいない

かってに感想（気になるフレーズ）

絵画のノウハウが書かれたものである。 でも、それは素材に何を使うかだけの話であり、創作者にとってはさほど変わらない。 　誰しもが、何をどの手法で表現したいかだけなのだ。 「大傑作をめざせ！よくできた風景画を描いたりするな。きみ自身が興味を引かれた風景をキャンバスに描き出せ」 「美は物質ではない。美は模倣ではない。美は見る者の心に生まれた快楽の感覚である」 「むずかしいのは、表現することよりも、見ることである」 「人を刺激し、楽しませるのは、見ることであり、作りだすことである」 「小さな子供が無心で遊ぶように、人生も熱中して遊ぶべきであるということである」 「」 「表現したいことがるのに、技術の習得ばかりに熱心になっている人間は、表現に必要な技術を けっして身につけられない」 「作品に主題がなければ、絵は人目を驚かす曲芸でしかない」 「賞を与えるのは、他人の仕事のやり方を支配しようとすることである」 「芸術家はたがいに競いあうものではないという事実を理解すべきである」