今週の気まぐれ本

 

ブック名

芸術とは何か

著者

千住博

発行元

祥伝社

価格

861円(図書)

チャプタ


 @芸術と絵画
 A日本画と西洋画
 B古典と現代美術
C制作と作品
D芸術家と画家
E芸術と教育
F価値と価格ほか   

キーワード

イマジネーション、コミュニケーション、関係性、自然との関係、人間・精神・未来・自然、天の授かりもの、テーマありき、子どもの発想

 

本の帯(またはカバー裏)

千住博が答える
147の質問

かってに感想(気になるフレーズ)


著者の本は4冊目である。
答がないことに答をもらいたい人向けの本である。
その人にとって役立つかどうかはやってみないと分からない。

「人間とは、イマジネーションをコミュニケーションすることによって生きている、すなわち関係性のなかで生きる人たちのことです」
「この人間という複雑で混沌とした存在が、何とか人や自然との関係を良くしようとして、生み出したものが『芸術』です」
「芸術的行為をする姿こそ、人間の人間たる真のありようではないでしょうか」

「人間について考えること、バランスの取れた精神や未来を考えること、豊かな自然の恩恵のなかでの生を考えることが本来、 芸術の役割です」
「タイトルは、作品が完成してからつけます」
 「モチーフとは”天からの授かりもの”としか言いようがないものです」

「モチーフとの出合いは、基本的にいつやって来るかわからない」
 「絵のヒントは・・・『さあ、何を描こう』とアトリエで、紙の前に座って閃くようなものではない」
「絵画はあくまで、テーマありきです」
「芸術家とは、技術なのです」
「子どもの発想は・・・基本的にはすぐれている・・・下心、計算、策略がなく無垢な発想だからです」