今週の気まぐれ本

 

ブック名

老いて、若返る

著者

日野原重明・堀文子対談

発行元

小学館

価格

1260円(図書)

チャプタ


 @好きなことに夢中
 A旅だちはいつも自由
 B草木が教える命のつながり
C10年後の未来を生きよう
  

キーワード

癒し、よい習慣、幼児期の記憶、無駄の中、人間の本質、場所、終わり方、達成感、未完のもの

 

本の帯(またはカバー裏)

人生、
90歳からが面白い

かってに感想(気になるフレーズ)


世界不思議発見のテレビ番組で、黒柳徹子の対談相手に出ていた。
90歳を過ぎても絵を描く女流画家として登場していた。
その絵が、子供のように天真爛漫で見とれれてしまうのだ。

「なによりもアートは癒やしであり、人の心に活力を与える源です」
「『よい人生』を送るのには『よい習慣』が大切で、それは『よい家庭』から生まれる」
「人はみなそれぞれ幼児期の記憶を探し求めながら、この世を生きているのかもしれません」

「幼いころからの体験、特に美術的、文化的体験が、本当に現在の自分に大きな意味をもたらしていると感じます」
「美や真理は無駄の中にあり、私の人生も富とは無縁だと思っています」
 「アートは人間の本質です。人間の本質とは命ということです」

「その場所から自然に生まれたものが、芸術なんだとわかった」
 「人は進めの激励はくれるが終わり方は教えてくれません」
「観察をしたり、本を読んだりして、つくづく思うのは、歳をとって、体がどんどん動かなるにしたがい、 知らなかったことが増えるばかりだということです」

「何かを仕上げたという達成感が大切なんですね」
  「今度こそ何かをつかめるだろう、と思って描いてきました。しかし、結局『絵とは何か』とわかったことはありません」
「眠っていると、明日になれば、なんだかうまく描けるような気になる。けれども夢から醒めて、実際にやってみると失敗する」
「未完のものにまっすぐ向き合う」