今週の気まぐれ本

 

ブック名

ほとけさま

著者

白洲正子

発行元

ワインアンドエフ

価格

2415円 (図書)

チャプタ


 @日本のもの・日本のかたち
 A目下『あきない』勉強中ほか
 B晩年の祖父ほか
 Cイラン風景ほか
 D古都奈良の春色ほか

キーワード

個性、見える形、無心、あるがままの姿、やってみる、

 

本の帯(またはカバー裏)


二、三日前から軽井沢に来ている

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


太平洋戦争の敗戦処理に活躍した白洲次郎の夫人である。
芸術に関してのエッセイは、読んでいて面白い。


「人の仕事を見るより、先ずは自分でやってみることが大切でしょう。 そこからあなたはきっとつかむものがあるに違いない」
「個性は、そんな風に、耳に聞こえるもの、目に見える形の上にしか現れない」
「個性というものは(元来がないのだから)出そうとしても出る筈はない。 ただ無心に行っている中に、もしかしたら、いつの日か、花咲く時が来るかもしれないと」

「今ある位置、現在あるがままの姿に満足しないという意味で、・・・化粧とか健康法が 発達したお蔭で、年をとるということが、これからますますむつかしくなるのではないかなどと・・・」