今週の気まぐれ本

 

ブック名

こころの休憩室

著者

大原健士郎

発行元

亜紀書房K

価格

1680円 (図書)

チャプタ


@事実を受け入れる生き方
A「あるがまま」に
B不安と共に生きるか
C君が笑えばみんなが笑うか

キーワード

心の表現、分泌物、置かれた立場、良い思い出、笑う、新しいもの

 

本の帯(またはカバー裏)


老精神科医の
ほっとするアドバイス

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


何となく手に取ったエッセイ集。
精神科医というのはなぜにエッセイがうまいのだろう。
「エッセイは、その人の、その時の心の表現です」と著者は言うのだが・・・。

「私の悪い癖で、改めて自分の書いた本を読み返すことはまずない。でき上がった ものは分泌物のようで興味が湧かず、いつも新しい物を探し求めている」
「環境を変えようとしても、なかなか思い通りにならないとすれば、置かれた立場で 自己実現をするように努め、自分自身を変えることも大切である」
「第二の人生といっても、男性は何もすることもなく、家でぼんやりしている。 女性はそうではない。あちらこちらと友人を作り、しゃべったり、笑ったりしている」

「良い人生というものは、良い思い出の蓄積である」
「行ってみたい所も多いし、食べたい物も色々ある。こういった願望は年とともに強くなって きたように思う」
「『君が笑えばみんなが笑う』ことを知れば、周囲の人たちにとって自分が、 いかに重要な存在であるかが自覚できるはずである」