今週の気まぐれ本

 

ブック名

行雲抄

著者

白洲正子

発行元

世界文化社K

価格

2100円 (図書)

チャプタ


@日記から、ほか
A鎌倉街道を歩く、ほか
B古寺を訪ねる心、ほか
C白鳥の歌、ほか

キーワード

世阿弥、西行、何物にもとらわれぬ、自由、やってみる、執着心、淋しさ

 

本の帯(またはカバー裏)


寒牡丹を見に来いと
・・・

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


 白洲正子著の二冊目である。
仏像、仏寺を訪ね歩く、
あるいは、句を読み解きながら、作者を訪ねる。

「信仰がなくても、ただ歩けばいいと古人が教えたのはまこと正しい」
「何でもいい、考えてないで、まずやってみることです」
「観音さまの特徴は、三十三身に変化して、衆生を救うことですが、三十三という 数は、多くの数を表すだけで、実は無限に変化するといってもいい」

「仏教の教えとは、他ならぬ執着心を絶つことにある」
「友達は多くは要らない。ただ淋しさの味わいを深く理解する人がいたならば・・・(西行の歌から」
「何物にもとらわれぬ自由を保つことは、人生にとっての幸福であり、 幸福でいることは贅沢である」