今週の気まぐれ本

 

ブック名

私が芸術について語るなら

著者

千住博

発行元

ポプラ社

価格

1150円 (図書)

チャプタ


 @美とは何か
 A出会い
 B学びから知る
 C序列をつける
 D混沌から生まれる美
 E芸術とは何か

キーワード

五感、見えないもの、感性、イマジネーション、コミュニケーション、無個性、アトリエ

 

本の帯(またはカバー裏)


このままでは芸術が人々から
遠のいてしまう

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


芸術とは、何か。
それを平易な言葉で伝えようとしている。
岡本太郎さんが言うように「だれもが芸術家なのだ」。
と同様に難しく考えることはない、やってみればいいのである。

「『美』とは『五感で感じる、生きていくことにかかわる感性のこと』なのです」
「『美術とは、見えないものを見えるようにすること』なのです」
「『美』というのは、『おれには難しい美がわかる』などという優越感のことではない・・・」

「芸術とは、イマジネーションであると同時に、人間どうしのコミュニケーションでもあります」
「すぐれた芸術というのは、意外と無個性なものです」
「描きたいことが出てきたら描けばいいんだよ」
「ほんのわずかなひらめきも、それがきっかけになって自分のスランプから抜けだす ことができるかもしれない。だからどんない描けなくてもアトリエにいなさい」

「自分の得意、不得意がわかったとき、自分が進む道というのは自然にしぼりこまれ、開かれていくのです」