今週の気まぐれ本

 

ブック名

猫背の目線

著者

横尾忠則

発行元

日経プレミアシリーズ

価格

892円 (図書)

チャプタ


@猫背が気になりだしてきた
A猫背の目線で散歩する

キーワード

病気、変化、マンネリ、場所、嫌なこと、好きなこと、自分の時間、新しい作風

 

本の帯(またはカバー裏)


古希を迎えた猫好きの
芸術家は考えた

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


イラストレーターをやめて隠居に入ったらしい。
でも端から見ると忙しそうに見えるようだ。
著者のエッセイは「病の神様」という本を読んで大分久しい。
相変らず「病気」の2文字は多く出てくるのだ。

「人間の生理が日々変化するように作品も変化してもらいたい。そのためには 場所を変えるのが一番だとぼくは決めているのである」
「いつものアトリエで描いていると大きな変化がなくなる」
「創造に対する欲望は世俗的な欲望と区別されるものなので生命力が奪われると いうようなことはないと思われる」

「隠居は『嫌なことはしない、好きなことだけする』」
「昨年ぼくは隠居宣言をした。これはどういうことかと言うと他人の時間に 振り回されるのではなく自分主導の時間に変えることで、余計な頼まれ仕事を しなくなった」
「ピカソをはじめ延命した芸術家は常に新しい作風の実験を試み、 休むことなく変化を続けていました」