今週の気まぐれ本

 

ブック名

上手な老い方(葡萄の巻)

著者

サライ編集部編

発行元

小学館

価格

1575円 (図書)

チャプタ


19人へのインタビュー

キーワード

マグマ、名利の世界、我流、覚悟、ライフワーク、性と生、アマチュア精神

 

本の帯(またはカバー裏)


なし

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


「サライ」掲載の著名人へのインタビュー記事。
藍の巻でも19名が登場している。
名前を羅列すると・・・永田耕衣、岡田種雄、藤林益三、花見薫、木村嘉作、新山こと、後藤由松、秋野不矩、田中澄江、熊田千佳慕、櫻庭邦悦、白鷹幸伯、田中小実昌、大島清、蒲谷鶴彦、篠田穣、安田睦彦、大滝秀治、向井忠雄。

このうち、知ってるのは、3人である。

「名誉欲とか生活を楽にしたいといった名利の世界と、俳句の世界は、いちばん遠いものだと思います」
「絵描きは我流であるべきなんです。その意味で、アマチュア精神を保つ必要があります」
「実力があれば、心ある人が助けてくれたり、どうにかなるものです」

「明日がどうなっても、いま描ければいい。それぐらいの覚悟がないと」
「疎開先の縁の下から絵の具が出てきた。・・・すぐなくなってしまうような量です。 しかし、そのおかげで、見て、見つめて、見極める、という画法を授かったんだから・・・」
「仕事は野鍛冶で、ライフワークが古代大工道具ということになりますかね」

「人間、欲につられて、頭が悪くなるんです。意地にひっかかって、バカになる」
「性は、生きていくためのマグマ」
「性は生なり」