今週の気まぐれ本

ブック名	六十歳からは好きなように生きよう。	著者	藤本義一
発行元	大和書房	価格	１５７５円 （図書）
チャプタ	はじめに �@六十歳からどう生きるか �A心が満たされる生き方 �B自分の居場所はどこか �C人生の醍醐味とは	キーワード	方丈記、鴨長明、年齢引算説、徒然草、モノに左右、飢え、不純、心の核

本の帯（またはカバー裏）	人間は、生まれた日から”人生”がはじまることになる。・・・ 人間、産声を上げた時から”残された時間”なのではないか。
気になるワード ・フレーズ	省略
かってに感想	現代人の生き方を、鴨長明の方丈記に照らす。 そこに、何か勘違いしているものが見えてくるのだ。 組織内で人に仕え、モノに仕えてきた人間には、耳の痛いことばかりなのだ。 そうであるならば、組織から自由になった？せめて６０代からでも好きに 生きたいものである。 「六十歳からこの気力というエネルギーが脳内に充実したと思うのが、真の生き方なのである」 「人間は心の中に一条の稲妻を持てばいいということだ。ヒラメキ、ヒラメクを持てばいいということになる」 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」（方丈記） 「自分という人間が立体化されて存在を社会に示すのは、他人の評価が複雑に絡み合って生まれてくることを もう一度考えなくてはならない」 「人間というのは相対的に人生を計画して、時には修正し、時には原点を問い正して 前進するしかないのだと思う」 「魅力的な不純の発想は、意外な可能性を生み、明日からの夢を実現させてくれるものである」 「与生とはキラメク未来」 「体温と表情で交わってこそ人間は理解しあえる」 「人生は偶然の積み重ね」 「純粋なプライド」