今週の気まぐれ本

 

ブック名

上手な老い方(白の巻)

著者

サライ編集部編

発行元

小学館

価格

1533円 (図書)

チャプタ


19人へのインタビュー

キーワード

余熱、やりたいこと、メッセージ、節目、手の味、魂を入れる、自楽、推理力

 

本の帯(またはカバー裏)

???
なし

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


「サライ」掲載の著名人へのインタビュー記事。
白の巻では19名が登場している。そのうち知ってる人は、12名。
名前を羅列すると・・・ライシャワー元大使、加藤シヅエ、ドナルド・キーン、中澤正夫、 外山滋比古、城山三郎、栄久庵憲司、山本夏彦、斎藤茂太、ひろさちや、樋口清之、 多湖輝、木村尚三郎、中川志郎、古波蔵保好、奈良本辰也、小松左京、辻静雄、小塩節。

「器なんか度外視して、とにかく自分のやりたいことで燃え尽きよう、という生き方をしている」
「『今、モノが溢れかえって、何で表現したらいいか分からない日本人が多い・・・』 あるメッセージを構築して、ひとつの道具に入れ込むというのは、非常に創造的な行為だと思うんです」
「『なぜ道具との会話がなくなってしまったのでしょう』 ひとつには歳時記の欠如ですね。歳時記というのは節目です」

「モノの世界の中で、人の心が加わりながら、形を作り上げていく”手の味”が受け入れられる個所を見失っていったということもあります」
「相当な力をかけて魂を入れて作らないと、精神の領域に入ってくるほどの、満足できる モノは作れない」
「記憶力は確かに衰えても、推理力、創造力、判断力などはむしろ伸びているからです」
「幸福感はいま後退して、その分だけ自分で自分を楽しませ、自分で自分を励ます 時代が始まったわけです」