今週の気まぐれ本

 

ブック名

老いる覚悟

著者

森村誠一

発行元

KKベストセラーズ

価格

800円 (図書)

チャプタ


まえがき
@覚悟の時代がはじまった
A覚悟ある老いと覚悟なき老い
B老いを迎えるのに必要な覚悟
C老いとがっぷり向き合う覚悟
D老いとは孤独であると知る覚悟
E老いを友として生きていく覚悟
F余生でお金とつき合う覚悟
G歳をかさねても健康である覚悟
H生涯現役で生きていく覚悟

キーワード

行動、人生の課題、出会い、艶、孤独、無限の未来、ワンバイワン、自力本願

 

本の帯(またはカバー裏)

日本は超高齢化社会を迎えようとしています。
東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故をみてもわかるように
取り残されるのはいつも老人です。

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


六十代になっても、まだ災害は自分にはあまり関係ないと思っている。
このテーマに込められているのは、だれしも同じようにやってくる災害への覚悟というか・・・。
死への覚悟が必要なのだと言っているのだ。

「何でも興味を持ち、行動しようとする意識があれば、肉体が衰えていっても、訓練することによって 、メンテナンスができる」
「もはや、余生そのものが、重要な『人生の課題』になってしまったのである」
「人生は出会いの連続なのだといい切ってもいい」

「人間との出会い、文化との出会い(感動)、場所との出会い(感銘)」
「人間は歳をかさねても、欲望を持ち続ければ、艶がなくならない」
「老いをかさねるということは、孤独になっていくことである」
「無限の未来への可能性は年齢に関係なく、万人に平等である」

「理想は、ワンバイワンである。ひとつ作品を書き上げたら、次の作品にとりかかる」
「楽隠居は絶滅して、余生は他力本願から、自力で生きていかなければならない社会の構造になっていく」
「覚悟なき人生は、時間に流されている」
「霧立や昨日を拒む今朝があり」