今週の気まぐれ本

 

ブック名

老子と暮らす

著者

加島祥造

発行元

光文社

価格

1575円 (図書)

チャプタ


@大いなる谷
Aほんの少しの自由
B老子への道
C遺伝子とユーモア
D自然情報と人口情報
E二つのバランス

キーワード

欲望の組織化、ユーモア、自由、足りること、閑、自足、欲望に駆られる自分

 

本の帯(またはカバー裏)


知恵と自由の
シンプルライフ

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


知恵と自由の言葉に・・・。
芸術はそんな中から生まれるような気がする。
その原点が老子の「道徳経」にあるようだ。

「DNAですべてが定められているなら、本当の自由はありえない」
「まず欲望に駆られている自分を見ろ」
「その気づきから生まれる心の働きこそ、じつはユーモアなのです」

「ユーモアは、外側の自由、つまり飢えや貧乏から自由になって、内側の自由を 求めはじめたときに、必要になってくるのです」
「足りることによって自分のなかに富を見つけはじめる」
「自分の能力をひき出すのには、二つの大切な要素がある」

「一つは『閑』ということ、それは社会的要求に応じて働く自分からは出てこない」
「もう一つは『自足』の気持ち、それを持つと、隠れていた潜在能力が出てくるんです」
「自分のなかの興味。自分がなぜこんなものに興味をもつのかということは、わからないものです」
「欲望を組織化し固定化するのは、いうまでもなく”男社会”=男性原理の力によるものだ」