今週の気まぐれ本

 

ブック名

人生の第四楽章としての死

著者

曽野綾子

発行元

徳間書店

価格

1000円 (図書)

チャプタ


@カジノの転機
A余韻を残す
B枝垂れ梅の下で
C運命を承認しないと、死は辛い
D今から妻がある人はない人のように、ほか

キーワード

苦悩、あるべき人間の姿、人のために働く、後の世代に役立つ、風の前の塵

 

本の帯(またはカバー裏)


なし

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


久し振りに「曽野綾子さん」の本である。
クリスチャンである氏がどんな死生観を持っているのか。
もうすっかりその構えはできあがっているようだ

「人は死を恐れるのではなく、死に至るまでの苦悩を恐れる、ということだ」
「誰にとっても、世界中にはない才能を持つ人だらけだ」
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。 おごれる人も久しからず。唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にほろびぬ、 偏(ひとえ)に風の前の塵に同じ(平家物語)」

「死を目前にした時、初めて私たちはあるべき人間の姿に還る」
「誰でも死ぬことで後の世代に役立つ」
「死んで芽を出す道は、実は簡単だ。人のために働くことなのである」