今週の気まぐれ本

 

ブック名

「ゆる人生」のススメ

著者

三浦勇夫・土屋賢二

発行元

新潮社

価格

1365円 (図書)

チャプタ


プロローグ:ギスギス社会と「ゆる人生」
@「ちゃらんぽらん」は素敵だ
A日本人はユーモア精神が足りないな
B「ゆるさ」と精神科医
Cどうしてこんな人間ができるのだろう
エピローグ:ここから始まった二人の「ゆる」関係

キーワード

ちゃらんぽらん、茶化す、笑い、耐える、何もしないこと

 

本の帯(またはカバー裏)

無意味とはいい切れない
無意味で何が悪い

気になるワード
・フレーズ


省略

かってに感想


世の中は不思議である。
天は二物を与えないというが、なんとこの二人には、文武の「文」に 漫才芸としての芸術力まで与えているのだ。
時にはツッコミ、時にはボケとお二人とも変化できるのだから堪らない。

「いつから欲望を満たすことが最重要だと考えるようになってしまったんだろうかって」
「要するに自分にとって損か得かということが価値観の元になってしまている」
「笑いって苦しみがないと成り立たないんです」

「ぼくはペーソスの塊です。毎日が苦悩の連続です。そういう人間でないといろいろなものを 笑うことができません」
「ユーモア精神がないと、困難に直面すると気持ちが硬直して、深刻になりすぎてしまう」
「ふつうの暮らしの中で何かおもしろいものを見つけていくしかないよ」
「女性はむずかしかったですか。逆らわなければ大丈夫です。 問題はどうやったら逆らわないことになるかがわからないことです」

「人間も何もしないことを楽しむというか、暇な時間を耐えるということも人生の一部だと思うんです」