今週の気まぐれ本

 

ブック名

遊行期<その3>

著者

五木寛之

発行元

朝日新聞出版

価格

900円(図書)+税

チャプタ



@ボケはやってくる
Aよりよくボケる
Bボケを遅らせる養生
C知的活動を続ける
D「刺激」を求める
Eこころを自由にする
など

キーワード

記憶 ・開ける、便利・怠惰、便利・知的活動、高齢者・フィジカル、八十・好きなこと、和讃・四行詩、文字・語り、散歩・同じコース、転・雑、埒

 

本の帯(またはカバー裏など)

古代インドで人間の一生は4つの季節に分けて考えた

かってに感想(気になるフレーズ)



90歳を超えても精力的な執筆活動を続ける筆者。
ボケを受容し、セーブポイントを稼ぎながら、ボケと付き合う。
ポイントは、ボケることを認めることからのスタートのようだ。
80代以上をどう乗り越えていくか、多くのヒントがある。

「記憶の引き出しを開けないと錆びてくる」
「便利が行き届きすぎると、人間はどんどん怠惰になっていくものです」
「技術的に便利になっていくにしたがって、人間の知的活動がいらなくなるという可能性なんですね」

「高齢者はどちらかというとフィジカルな意味での健康法に一生懸命な人が多いようです」
「八十過ぎたらもう好きなようにすればいいんだ」
「親鸞の和讃は四行詩」

「文字の世界はあとからのもの、第二の表現であり、第一の表現は語りの世界なのです」
「私も毎朝、散歩しています。食事のあとに自分で決めたコースをあるくのですが、365日、同じコースにならないように気をつけている」
「私は『転』に加えて、『雑』ということも大事にしています」
「埒を越える『転』、埒を作らない『雑』を大事にしているわけです」