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俗人戒名作成チャート | !!! |
□□院○○△△居士(大姉) □□院・・・院号,○○・・・道号,△△戒名・法名,居士(大姉)・・・位号 院号を除く部分を基本戒名という。 |
自分で作る戒名START | @墓がない場合 A墓はある場合で,自治体・民間の墓地の場合 B墓があり,墓地が寺にある場合,自分で作成不可 |
STEP1 狭い意味での「戒名(法名)」を作る |
@名前の中から一文字選ぶ A抽象的な一文字を選ぶ B@とAを組み合わせる |
STEP2 「道号」を作る | @年齢に応じた一文字を選ぶ A自然,天文・気象,植物,事物などをあらわす一文字を選ぶ B@とAを組み合わせる |
STEP3 基本戒名を完成させる |
@「戒名(法名)」の前に「道号」をつける A@に「位号」をつける |
院号のついた戒名がほしい場合 | @職業,業績,性格などを表わす2文字を選ぶ A院号,道号,戒名(法名),位号の順につなげる |
自分で作る戒名サンプルSTART | @浄土真宗では戒名と言わず,法名という。他の宗派でも,戒名を法名という場合がある。 A戒名(法名)は,「○○△△信士(女性なら信女)」あるいは「□□院○○△△居士(女性なら大姉)」といったかたちをとる B○○を「道号」,△△を狭い意味の「戒名(法名)」と言う,□□を「院号」と言う。信士(信女),居士(大姉)の部分を位号という C院号のつかないものを,基本戒名と言う。 |
STEP1 狭い意味での「戒名(法名)」を作る |
@自分の名前の中から一文字選ぶ。姓からは選ばない。たとえば私なら好男の「好」 (注)動物の字は原則として使わない。 A抽象的な一文字を次のリストから選ぶ(@で選んだ字は使わない) 安,英,恵,温,賢,義,志,秀,純,俊,真,清,信,浄,仁 静,誠,聖,善,泰,達,智,忠,徹,哲,満,優,勇,陽,和 たとえば,「智」を選ぶ B@とAを組み合わせる たとえば「好」と「智」で「好智」または「智好」 浄土真宗の場合:狭い意味の「法名」の前に,男性なら「釈」,女性なら「釈尼」をつける たとえば「釈好智」「釈尼智好」。これで,浄土真宗の法名が完成した。 (注)浄土真宗では原則として「院号」はつけない。 日蓮宗の場合:俗名から選んだ字の前に,「日」をつける。女性なら「妙」でも可。 たとえば「日好」,「妙好」。 これで,日蓮宗の狭い意味での「戒名(法名)」が完成した |
STEP2 「道号」を作る | @年齢に応じた一文字を次のリストから選ぶ (注)STEP1で選んだ字は使わない。 (1)子ども・・・省略 (2)青年・・・省略 (3)壮年の男性・・・威,覚,鑑,義,賢,堅,憲,弦,源,元,厳,巖,玄,功,興,剛,豪,大,雄,隆 (4)壮年の女性・・・香,鏡,好,孝,彩,操,室,貞,妙,忍,美,富,豊,芳,綾,麗,蓮 (5)老年(壮年の場合と同じでも可)・・・庵,翁,穏,松,鶴,亀,寿,福,融 たとえば,「功」,もしくは「亀」。 A自然,天文・気象,植物,事物などをあらわす一文字を次のリストから選ぶ (1)自然・・・海,岳,嶽,岸,国,山,水,泉,地,池,田,頂,谷,流 (2)天文・気象・・・雲,影,月,光,星,宿,天,日,風 (3)植物・・・華,菊,根,樹,竹,梅,林,葉 (4)事物・・・歌,書,窓,蔵,船,石,灯,鉄,文,宝,門,綿 たとえば「海」,もしくは「文」。 B@とAで選んだ文字を組み合わせる たとえば「功海」「海功」,もしくは「亀文」「文亀」。 これで道号が完成した。組み合わせてみて,音のいいものにする。 浄土宗・時宗の場合:@で選んだ字のあとに,浄土宗なら「誉」,時宗なら「阿」の字をつける。 たとえば,「功誉」「亀阿」。これで,浄土宗・時宗の「道号」が完成した。 |
STEP3 基本戒名を完成させる |
@「戒名(法名)」の前に「道号」をつける たとえば「海功好智」「亀文智好」。 A@に「位号」をつける 「海功好智信士」「亀文智好大姉」これで,基本戒名が完成した。 |
院号のついた戒名がほしい場合 | @職業,業績,性格などを表わす2文字を選ぶ 院号には,その人間の仕事や業績,性格などを簡潔に表現する漢字を選ぶ。 適当なものが浮かばない場合には,これまでの字のリストの中から二字を選び組み合わせる。(すでに選んだ字は使わない) A院号,道号,戒名(法名),位号の順につなげる |
「情報院海功好智信士」 |
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***「戒名無用:島田裕巳著」からの抜粋です。サンプルは自分がかってに作成してみました。*** |